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2025年9月27日

🪥 正しい歯ブラシの選び方|あなたに合った歯ブラシは?

毎日欠かさず歯を磨いていても、歯ブラシの選び方を間違えると、逆に歯や歯ぐきを傷つけてしまう ことがあります。歯ぐきからの出血、知覚過敏、歯ぐきの退縮などは、実は「不適切な歯ブラシ」が一因となることも少なくありません。予防歯科において大切なのは「毎日磨く」だけでなく、「正しく磨く」「正しい歯ブラシを使う」ことです。


1. なぜ歯ブラシ選びが大切なのか?
歯ブラシは最も基本的な口腔清掃器具であり、一日2回以上使う人がほとんどです。しかし、多くの人がデザインや価格だけで選び、毛の硬さ・ヘッドの大きさ・毛先の加工などを意識していません。合わない歯ブラシを長期間使うと、まるで足に合わない靴で走るようなもの。習慣自体は「健康的」に見えても、実際には口腔を傷つけているのです。


誤った歯ブラシが引き起こす問題:
歯ぐきからの出血
エナメル質の摩耗
歯ぐきの退縮、歯根の露出
磨き残しによるプラークや歯石の蓄積


2. 毛の硬さ——やわらかめを選ぶ理由
市販の歯ブラシには「やわらかめ・ふつう・かため」があります。「かため」はしっかり磨ける気がしますが、実際には歯ぐきやエナメル質を傷つけやすく、長期的にはリスクが大きいです。
推奨:やわらかめ、またはふつう。
歯ぐきが弱い方、出血しやすい方は「やわらかめ」。


3. ヘッドの大きさ——小さめがベスト
大きすぎるヘッドは奥歯に届きにくく、磨き残しが出やすくなります。理想は2~3本の歯を同時にカバーできるサイズ。
小さめヘッドのメリット:
奥歯や第二大臼歯まで届きやすい
歯と歯の間をきちんと清掃できる
操作しやすく、頬の内側や舌を傷つけにくい


4. 毛先の加工——丸く処理されているか確認
良質な歯ブラシは、毛先が「ラウンド加工」されています。これにより歯ぐきをやさしく守り、刺激や傷を防ぎます。毛先が角ばっていたり尖っていると、ブラッシングのたびに歯ぐきを小さく傷つけ、炎症の原因になりかねません。
選ぶときは、毛先を指で触って「なめらか」であることを確認しましょう。


5. 電動歯ブラシと手用歯ブラシ
電動歯ブラシ:振動回数が多く、効率的に汚れを落とせます。矯正装置をつけている方や、ブラッシング方法に自信がない方におすすめです。
手用歯ブラシ:自分で力加減を調整しやすく、経済的。
どちらを選んでも、最も大切なのは**「やわらかめの毛・小さなヘッド・ラウンド加工」**という条件です。


6. 交換の目安
歯ブラシは「まだ使える」と思っても、毛先が開けば清掃力は一気に低下します。さらに細菌の温床にもなり、逆効果です。
推奨:1か月に1回 の交換。
風邪などで体調を崩した後は、必ず新しい歯ブラシに取り替えることが望ましいです。


7. 正しいブラッシングのポイント
時間:1回につき2分程度。
角度:バス法(毛先を歯と歯ぐきの境目に45度で当てる)。
力加減:強くこすらない。歯ぐきにやさしく触れる程度の力で十分です。


まとめ
予防歯科の基本は「毎日のセルフケア」。その中で最も重要な道具が歯ブラシです。適切な歯ブラシを選び、定期的に交換し、正しい磨き方を身につけることが、虫歯や歯周病の予防につながります。 今日から「どんな歯ブラシを使うか」を意識して、歯と歯ぐきを守っていきましょう。

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