2025年8月03日

マウスピース矯正(インビザラインやスマート矯正など)は、透明で目立たず、取り外し可能という大きなメリットがありますが、その一方で以下のような落とし穴も存在します:
✅ 装着時間が長いため、口腔内が蒸れやすい
マウスピースは1日20時間以上の装着が推奨されており、長時間口腔内が密閉された状態になります。これにより、細菌が繁殖しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
✅ 間食や甘い飲み物の習慣がダイレクトに影響
「ちょっとだけ飲んだから…」「水じゃないけどすぐ外したから大丈夫」――
こうした油断が、マウスピース内に糖分や酸を残し、歯を溶かしてしまう原因に。
✅ 見た目には気づきにくい進行性の虫歯
マウスピース矯正では定期的な歯科受診があっても、目に見える動きばかりに注目が行きがちです。実は、奥歯や歯と歯の間に小さな虫歯や歯石の蓄積が進行しているケースもあります。
🛡 予防のポイントは「日々のケア+プロのチェック」
🪥 1. 正しいホームケアの徹底
マウスピースを外した後は必ず歯磨き+フロス
マウスピース本体も、毎日ぬるま湯+専用洗浄剤で清潔に
飲食後すぐの再装着はNG(お口の中が清潔であることが前提)
🧑⚕️ 2. 定期的なプロフェッショナルクリーニング
マウスピース矯正中は1〜3ヶ月ごとに専門の予防処置を受けるのがおすすめです。
銀座ONE歯科・矯正歯科では以下のようなケアを提供しています:
✔ PMTC(プロによる歯のクリーニング)
歯ブラシでは届かない部分のバイオフィルムや歯石を除去し、虫歯や歯周病を防ぎます。
✔ エアフロー(超微粒子パウダーによる清掃)
ステイン(着色汚れ)やプラークを優しく取り除き、歯の表面をリセット。歯がつるつるに!
✔ 口腔内チェック+咬合の確認
見えにくい虫歯や歯肉炎の兆候を早期発見し、必要に応じて処置や生活指導を行います。
👀 こんな症状があったら要注意!
マウスピースを外すと、歯がベタつく・ぬるつく
フロスを通すと引っかかる・ニオイが気になる
歯ぐきが赤く腫れている・歯みがきで出血する
冷たいものがしみるようになった
これらは虫歯や歯周病の初期サインかもしれません。
矯正治療の途中でも、症状があれば放置せず、早めの対処が肝心です。
💬 銀座ONE歯科・矯正歯科の予防サポート
当院では、マウスピース矯正中の患者さまに対しても、治療と並行して「予防」を重要視したサポートを行っています。
矯正中専用のメンテナンスメニューをご用意
生活習慣や食習慣についても丁寧にアドバイス
治療後の安定を見据えた、将来を守る矯正を提案
歯並びが整っても、虫歯になってしまっては意味がありません。
「見えない矯正」だからこそ、「見えないリスク」にも目を向けて。
矯正中こそ、自分の歯を守るチャンスです。