2025年8月15日

年齢を重ねると、誰しも少しずつ見た目の変化を感じるようになります。
「最近ほうれい線が深くなった」「口元が下がったように見える」——こうした変化の一因が、実は歯の欠損とそれに伴う顎骨(歯槽骨)の吸収にあることをご存じでしょうか。
■ 歯を失ったままにすると起こる「骨吸収」とは
歯は、根の部分が顎の骨にしっかりと支えられています。
しかし、何らかの理由で歯を失い、そのまま放置すると、骨は噛む刺激を受けなくなります。
その結果、骨の量が徐々に減り、これを「骨吸収」と呼びます。
骨吸収は単なる口腔内の問題に留まりません。
骨が痩せると歯ぐきの形も変わり、口元が下がって見える、唇のハリが失われるなど、見た目の老化が進行しやすくなります。
さらに進行すると、ほうれい線がより深く刻まれ、頬がこけたように見えることもあります。
■ 入れ歯やブリッジでは防げない骨吸収
歯を失った場合の治療方法としては、入れ歯やブリッジも選択肢に入ります。
しかし、これらは歯ぐきの上に人工歯を置くだけ、または隣の歯を削って橋渡しをする方法であり、顎骨に直接刺激を与えることができません。
そのため、時間の経過とともに骨吸収は進んでしまい、見た目や噛み合わせの変化を完全に防ぐことは難しいのです。
■ インプラントが骨吸収を防ぐ理由
インプラント治療では、失った歯の根の代わりにチタン製の人工歯根を顎骨に埋め込みます。
この人工歯根は骨と強固に結合し(オッセオインテグレーション)、天然歯と同じように噛む力を骨に伝えます。
その結果、骨は適切な刺激を受け続け、吸収が抑えられるのです。
この仕組みにより、インプラントは顔貌の変化を防ぎ、口元の若々しさを長く保つことができます。
さらに、噛む機能が天然歯に近いレベルまで回復するため、硬い食べ物や繊維質の多い食品も安心して食べられます。
食事の満足度が上がるだけでなく、咀嚼による脳への刺激も維持でき、健康全般への良い影響も期待できます。
■ インプラントの審美的メリット
インプラントは、見た目の自然さにも優れています。
歯ぐきから自然に生えているように見せる設計が可能で、隣の歯と色・形を合わせることで、口を開けたときにも違和感がありません。
また、健康な隣の歯を削る必要がないため、周囲の歯の寿命を延ばすことにもつながります。
■ 銀座ONE歯科・矯正歯科のインプラント治療の特徴
CT撮影による精密診断
骨の厚みや形、神経や血管の位置まで詳細に把握することで、安全性の高い治療計画を立てます。
患者さまごとのオーダーメイドプラン
年齢・生活習慣・食事の好み・希望する見た目などを総合的に考慮し、最適な治療方法をご提案します。
低侵襲・痛みに配慮した手術
必要最小限の切開で手術を行い、術後の腫れや不快感を軽減します。
審美性へのこだわり
上部構造(人工歯)は、隣接する歯と自然に馴染むよう、色調・形状を丁寧に再現します。
■ インプラントで叶える「機能」と「美しさ」の両立
インプラントは単なる歯の代替ではなく、咀嚼機能・審美性・骨の健康をトータルで守る治療法です。
「しっかり噛める喜び」と「口元の若々しさ」を同時に叶えることができ、将来の健康資産にもつながります。
📍 銀座ONE歯科・矯正歯科
東京都中央区銀座2丁目11−2 銀座2112ビル11F
健康で美しい笑顔は、年齢を問わず手に入れることができます。
インプラント治療で、噛む力と口元の自信を守りましょう。