ボロボロの治療(All-On-4治療)
ボロボロの治療(All-On-4治療)

わずか4本のインプラントで、片顎すべての人工歯(フルアーチ)を支える固定式の治療法です。
従来の総入れ歯や多数のインプラント治療と比べて、手術負担を減らしつつ、しっかり噛める固定式の歯を短期間で実現できるのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支える本数 | 通常4本(骨の状態によりAll-on-6へ拡張も可) |
| 埋入角度 | 奥の2本を斜め(約30〜45°)に埋め込み、骨量を有効活用 |
| 固定方法 | 4本のインプラントに連結バーを介し、ブリッジ型の人工歯を固定 |
| 適応症 | 多数歯欠損、無歯顎(上下いずれかの歯がほぼない状態) |
| 治療期間 | 条件が良ければ、手術当日に仮歯を固定(即時荷重)も可能 |

銀座ONE歯科・矯正歯科では、すべての工程をデジタルで完結させる「銀座ONE式 All-on-4」を採用しています。
従来のような粘つく印象材や型取りは一切不要。
口腔内スキャナーと3Dシミュレーションによる高精度な設計で、術前から仕上がりのイメージまで完全に可視化します。
さらに、手術当日に固定式の仮歯を装着できます。




初診カウンセリング・CT撮影
まずは丁寧なカウンセリングを行い、患者様のご希望・お悩み・全身状態を伺います。
口腔内スキャンやCT撮影を行い、骨の状態や噛み合わせを詳細に分析します。
当院ではデジタルスキャナーを使用するため、印象材を使う必要がありません。
デジタルプランニング
取得したデータをもとに、AIとデジタルソフトでシミュレーションを行います。
骨量・神経位置・審美ラインを正確に把握し、最適なインプラント位置を設計します。
銀座ONE式では、骨造成を基本的に行わず、最小限の侵襲で設計します。
手術当日:インプラント埋入+即日仮歯セット
静脈内鎮静下(うたた寝状態)で、片顎約2時間ほどの手術を行います。
手術当日に、固定式の仮歯を装着できますので、
「その日のうちに噛める・笑える」ことが可能です。
全てデジタル設計による高精度サージカルガイドを使用します。
治癒期間(約3〜6ヶ月)
インプラントと骨がしっかり結合するまでの期間です。
この間も固定式の仮歯で普段どおりの生活が可能です。
定期的にチェックを行い、噛み合わせや清掃状態を確認します。
最終上部構造(ジルコニア)装着
骨との結合が安定したら、最終的なフルジルコニアの歯を製作・装着します。
色・形・咬合を微調整し、自然で美しい笑顔を実現します。
メンテナンス
治療完了後は、半年ごとの定期検診とクリーニングを行います。
インプラントを長持ちさせるために、噛み合わせと清掃のチェックを継続します。

当院のインプラント治療は、大阪歯科大学大学院 口腔インプラント学専攻にて博士号を取得し、「特別優秀論文賞」を受賞した歯学博士である院長・黄安祺が、診査・診断・手術・上部構造の設計・最終補綴まで一貫して担当いたします。
院長は大学病院にて、骨造成・サイナスリフト・即時埋入などの難症例を含む豊富な臨床経験を積み、また研究面では、インプラント周囲骨の再生メカニズムやデジタルガイドサージェリーの精度向上に関する研究を行ってきました。これらの経験をもとに、科学的根拠に基づいた安全性の高い治療を実践しています。
院長は、日本口腔インプラント学会、日本補綴歯科学会、日本歯周病学会など複数の専門学会に所属し、国内外の学会で多数の発表・講演を行っています。また、海外のデンタルコンファレンスにも積極的に参加し、欧米の最新技術やデジタルワークフローを臨床に取り入れています。
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